野天湯元　湯快爽快　たや

施設名	野天湯元　湯快爽快　たや
電話	045-854-2641
住所	神奈川県横浜市栄区田谷町146-3
施設分類	日帰り温泉施設
お湯の色	黒・黒褐
pH	8.2
浴槽温度	41.3℃（あつ湯）、38.5℃（炭酸泉）
泉温（源泉温度）	21.0℃
泉質（正式）	ナトリウム－炭酸水素塩冷鉱泉（低張性弱アルカリ性冷鉱泉）
泉質（掲示用）	炭酸水素塩泉
設備	水風呂, 電気風呂, 人工炭酸風呂, 食事処, 無料休憩室・休憩スペース, 露天風呂, サウナ
推しポイント	モール泉、モール臭、ヌルトロ湯、深夜営業

野天湯元　湯快爽快　たや　レビュー【2025年6月訪問】

入浴料金はキャッシュレス決済（電子マネー、QR決済等）できる？
靴箱ロッカーや脱衣ロッカー、ドライヤー利用に小銭は必要？
水飲み場はある？
アメニティはある？
湯上がり後にビールが飲みたい、食事はできる？

温泉施設利用の際、小銭やアメニティなどの持ち物に悩んだり、見ず知らずの施設利用に不安を覚えるかもしれません。

そこで、管理人が訪問した時のレビュー・感想と、
施設を快適に利用するためのプチ情報をまとめました。
施設の雰囲気やどういうサービスを利用できるか、あらかじめ知っておくと安心ですね。

施設を訪れる前の情報収集としてお役立ていただき、
非日常の温泉体験を楽しんでもらえるとうれしいです。

なお最新情報は、公式ホームページや電話にてご確認ください。

JR大船駅西口4番乗り場からバス（「戸71」「戸72」）で7分ほどにある日帰り入浴施設です。
鎌倉の知人に紹介していただき、訪問してみました。
バスは20～30分に1本のペースで出ていました。

道中、観光スポットが2カ所。
駅西口の通路からも見える、大船観音さま。柔和なお顔に癒されます。

そして「田谷の洞窟」。後部座席の鎌倉マダムが「夏は涼しくていいわよねー」とおっしゃっていました。

バス停「山王」で下車。すぐ目の前なので、迷いません。

駐車場も広く確保されています（620台）。地元の皆さんは車で訪れる方が多いそうです。

さて館内は、昭和レトロなポスターや看板がたくさん！　昭和レトロな博物館とか昭和歌謡が流れる居酒屋に来た気分です。
脱衣所へ向かう通路には、白黒の写真が飾られていました。
　　　
さてお風呂です。猛暑日の昼下がりだったのですが、暑い中かなりの混雑具合！しかも年齢層が高め。皆さん思い思いに楽しんでいらっしゃいます。
早速カラン・シャワーで体を清め、まずはサウナから。
…手前の部屋が低温・奥の部屋が高温の「ツインサウナ」になっています。低温サウナの方はオートロウリュ付き。
迷わず高温サウナへ…ドアの開閉で熱い空気が逃げにくく、効率が良い構造です。そして熱さと湿度のバランスがとても良く、息苦しくありません。良い感じで蒸されて滝汗出ました。

水風呂は18.6℃。高齢の方の心臓にもやさしく、温泉で火照った時のクールダウンに良い温度ですね。

そして外気浴。決してスペースは広くありませんが、上手に工夫してととのい椅子を配置している感があります。
青空をぼんやり眺め、通る風の心地よさに癒されました。

露天スペースにはもう一つ、「たや洞窟塩サウナ」がありました。
低温のミストサウナですが、「田谷の洞窟」をイメージした、雰囲気が良く出ているサウナでした。

さてサウナの後は、評判の温泉へ。
…真っ黒です！「漆黒の～」というパワーワードが使われていましたが、本当に真っ黒！　5センチ先が見えません！
久々のモール泉にテンション爆上がり！　黒色透明、モール臭、そしてヌルっとトロっとしたお湯で、美肌効果が期待できます。
植物由来の有機物が分解・発酵してできる「フミン酸」の解説が掲示されていました。

このお湯が「あつ湯」と「五右衛門風呂」に使われ、さらに炭酸ガスを溶け込ませ「漆黒の炭酸泉」として提供されています。
アワアワ感は十分するのですが、そもそもお湯が真っ黒で泡付きがなかなか見えませんでした…贅沢な悩みです。
炭酸泉はぬるめの温度（実測：38.5℃）に設定されていたので、多くの方がのんびりまったりお湯を楽しんでいました。

黒湯の泉質はpH8.2の「ナトリウム－炭酸水素塩冷鉱泉」。循環・消毒ありで、わずかに塩素臭がしました。

内湯には白湯として電気風呂や気泡湯などがありました。

バスの時間を気にしなければ、黒湯と水風呂の交代浴無限ループに入っていたと思います。
次回の楽しみに取っておきます。