フォッサマグナ糸魚川温泉ひすいの湯

施設名	フォッサマグナ糸魚川温泉ひすいの湯
電話	025-553-2222
住所	新潟県糸魚川市大野298-1
施設分類	日帰り温泉施設
お湯の色	無色
pH	7.4
浴槽温度	内湯全身浴：43.3℃、内湯泡風呂：41.2℃、露天（冬）：40.0℃
泉温（源泉温度）	99.6℃
泉質（正式）	ナトリウム・カルシウム－塩化物温泉（高張性中性高温泉）
泉質（掲示用）	塩化物泉
設備	サウナ, 水風呂, 無料休憩室・休憩スペース, 露天風呂
推しポイント	アブラ臭（石油臭）、苦しょっぱい、家族風呂、温泉プール、仮眠休憩可

フォッサマグナ糸魚川温泉ひすいの湯　レビュー【2025年12月訪問】

入浴料金はキャッシュレス決済（電子マネー、QR決済等）できる？
靴箱ロッカーや脱衣ロッカー、ドライヤー利用に小銭は必要？
水飲み場はある？
アメニティはある？
湯上がり後にビールが飲みたい、食事はできる？

温泉施設利用の際、小銭やアメニティなどの持ち物に悩んだり、見ず知らずの施設利用に不安を覚えるかもしれません。

そこで、管理人が訪問した時のレビュー・感想と、
施設を快適に利用するためのプチ情報をまとめました。
施設の雰囲気やどういうサービスを利用できるか、あらかじめ知っておくと安心ですね。

施設を訪れる前の情報収集としてお役立ていただき、
非日常の温泉体験を楽しんでもらえるとうれしいです。

なお最新情報は、公式ホームページや電話にてご確認ください。

フォッサマグナミュージアムから車で10分圏内にある日帰り入浴施設。
強烈な石油臭、源泉99.6℃（加水あり）の苦しょっぱい個性的なお湯は、フォッサマグナの地下約1000メートルから湧き出した自然の恵み。
アブラ臭マニアの方、ヒスイ拾いの疲れを熱いお湯で癒したい方におすすめ。

北陸自動車道「糸魚川IC」より約５分、JR大糸線姫川駅から徒歩５分ほどにある日帰り入浴施設です。
ヒスイ拾いの後、フォッサマグナミュージアム帰りの夕方に訪問しました。
フォッサマグナミュージアムからは車で10分圏内です。

キャパ100台くらいある広い駐車場は７割ほど埋まっており、人気のほどが伺えます。
出入口に「仮眠・休憩（朝７時まで）」の看板がありました。3,000円で利用できるようです。

浴室の構成は以下の通り。
【内湯】全身浴（熱湯：43.3℃）、泡風呂・寝風呂（適温：41.2℃）、サウナ、水風呂（15℃）、カラン・シャワー12個
【露天風呂】岩風呂※ヒスイではない（適温：40.0℃）

（以下、浴室の写真は公式HPより引用しました。）

この施設の特徴は、何といっても強烈な石油臭（以下「アブラ臭」）！
広々とした浴室に入ってすぐ、漂う独特なアブラ臭。お湯もしっかりアブラの香り（油浮きはありません）。
衛生管理のために使用している塩素系薬剤をほとんど感じさせないほどで、湯上がり後や持ち込んだタオルにもしばらくアブラ臭が残ります。
好き嫌いは分かれると思いますが、アブラ臭マニアの自分はテンション爆上がりでした。
2025年に訪れた強烈なアブラ臭温泉No.1に認定します。

知覚的には、「ほぼ無色・わずかに濁り、苦しょっぱい・石油臭」の個性強いお湯。
源泉温度が99.6℃と激熱のため加水していますが、それでも内湯のメイン浴槽（全身浴）は43.3℃としっかり熱い。
湯口付近は茶色に染まっており、炭酸カルシウムのトゲトゲな析出物が付着。
壁には「黄土色湯の花（塩化物泉）」の注意書きがありましたが、ほぼ目立ちませんでした。

泉質は「ナトリウム・カルシウム－塩化物温泉」（令和７年）。
溶存物質17g、ナトリウムイオン：4,427mg、カルシウムイオン：1,744mg、塩化物イオン：10,280mgの、成分濃い温泉です。
その他、美肌成分のメタケイ酸が152.3mg、メタホウ酸が128.5mgと多く含まれていました。

なおサウナはL字型、上段４人・下段３人収容で小ぶり。温度は90℃でドライタイプでした。

ヒスイハンターには有名な施設ですが、こんなに個性強めの良い温泉とは想定外でした。
特にアブラ臭マニアの方やヒスイ拾いの疲れを熱いお湯で癒したい方におすすめします。