蔵王温泉　大露天風呂　訪問レポート【2025年6月訪問】

• 入浴料金はキャッシュレス決済（電子マネー、QR決済等）できる？
• 靴箱ロッカーや脱衣ロッカー、ドライヤー利用に小銭は必要？
• 水飲み場はある？
• アメニティはある？
• 湯上がり後にビールが飲みたい、食事はできる？

温泉施設利用の際、小銭やアメニティなどの持ち物に悩んだり、見ず知らずの施設利用に不安を覚えるかもしれません。

そこで、管理人が訪問した時のレビュー・感想と、
施設を快適に利用するためのプチ情報をまとめました。
施設の雰囲気やどういうサービスを利用できるか、あらかじめ知っておくと安心ですね。

施設を訪れる前の情報収集としてお役立ていただき、
非日常の温泉体験を楽しんでもらえるとうれしいです。

なお最新情報は、公式ホームページや電話にてご確認ください。

目次

1. レビュー・感想
2. 入浴料金の支払い
3. 小銭は必要？　貴重品ロッカーはある？
4. 水飲み場はある？
5. アメニティはある？
6. 湯上がり後にビールは飲める？
7. 食事はできる？
8. その他

1.レビュー・感想

4月下旬～11月下旬のみ営業の、五感で楽しめる山形蔵王温泉の名湯。

山形蔵王温泉街・バスターミナルから登り坂を上り、「源七露天の湯」を過ぎてさらに山道を登った先にある、蔵王温泉スキー場エリア内にあります。
4月下旬～11月下旬のみの営業です。

駐車場は60台分と広く、駐車スペースには困らないでしょう。
トイレは大露天風呂にはありませんので、駐車場のトイレを利用してください。

門をくぐり、トンネルのような通路の階段を下りていくと、徐々に硫黄の香りが強くなり、テンション上がります。
30メートルくらい歩いた先で受付を済ませ、湯小屋に上がった先に売店と休憩スペース、その横に男女別の脱衣場と大露天風呂があります。

脱衣場に入ってすぐ、青みがかった白濁の岩造りで広々とした浴槽・山の木々・川が目に飛び込んできます。おお～！
はやる気持ちを抑えて、かけ湯用の湯だまりでかけ湯し、いざ入浴。
…最高です。
よく見てみると、少し分離した硫黄の白い湯の花が大量に舞っていて、白濁っぽく見える、といった感じ。
そして味はすっぱ苦い！歯がキシキシします。収斂味というんでしょうか、渋みも感じます。…玉川温泉を思い出しました。
臭いもすっぱい硫黄の香り。硫黄成分よりすっぱさを強く感じるお湯です。
泉質は酸性・含硫黄－マグネシウム－硫酸塩・塩化物温泉。メタケイ酸も216mg含まれています。
こんな個性強い温泉が、湯口からドバドバ投入され、ザーザーかけ流し。贅沢です。
入りやすい温度（実測42.4℃）だったため、緑の山の木々と川を眺め、谷間を抜ける風の心地よさ、せせらぎ音とかじかの鳴き声に癒されながらじっくり浸かることができました。
強酸性（pH1.7）なのでピリピリし、傷口は若干しみます。また目に入らないようご注意ください。

湯上がりはサッパリ。体にしばらくすっぱい臭いが残ります。
その分傷の治りは良く、殺菌効果を実感できます。
成分が強いため、湯疲れしやすいかもしれません。

なお洗い場・シャワーはありません。また石鹸・シャンプーなども使えません。

季節限定の名湯です。
　

2.入浴料金の支払い

入浴料金の支払いは入館時です。
一部キャッシュレス決済（PayPay払い）に対応しています。

入浴料金は800円でした。直接受付に支払います。

3.小銭は必要？　貴重品ロッカーはある？

脱衣所内のカギ付ロッカー利用時は小銭（100円）が必要です。

靴は入口の平置きの靴棚に置くスタイルなので、小銭は不要です。
脱衣所には脱衣カゴの棚とカギ付コインロッカー（100円ノーリターン式）があります。
貴重品をお持ちの方は、コインロッカーをご利用ください。

4.水飲み場はある？

冷水機などはありませんでした。

5.アメニティはある？

浴室：ありません。
脱衣所：ありません。

泉質上、石鹸・シャンプーなどは利用できません。

6.湯上がり後にビールは飲める？

館内の売店（受付）で缶ビールを購入できます。

7.食事はできる？

食事処はありません。

8.その他

・駐車場の一角に休憩できるスペースがあり、自動販売機でアイスを販売していました。