幌加温泉湯元鹿の谷

施設名	幌加温泉湯元鹿の谷
電話	01564-4-2163
住所	北海道河東郡上士幌町幌加
施設分類	日帰り入浴可の宿
お湯の色	無色
pH	6.7（ナトリューム泉）、7.0（カルシューム泉）、7.0（鉄鉱泉）、7.2（露天）
浴槽温度	41.0℃（ナトリューム泉）
泉温（源泉温度）	63.0℃（ナトリューム泉）、63.3℃（カルシューム泉）、61.9℃（鉄鉱泉）、58.0℃（露天）
泉質（正式）	ナトリウム－塩化物・炭酸水素塩温泉（低張性中性高温泉）
泉質（掲示用）	塩化物泉, 炭酸水素塩泉
設備	無料休憩室・休憩スペース, 露天風呂, かけ流し
推しポイント	源泉かけ流し、混浴、析出物、泡付き、千枚田

幌加温泉湯元鹿の谷　レビュー【2025年8月訪問】

入浴料金はキャッシュレス決済（電子マネー、QR決済等）できる？
靴箱ロッカーや脱衣ロッカー、ドライヤー利用に小銭は必要？
水飲み場はある？
アメニティはある？
湯上がり後にビールが飲みたい、食事はできる？

温泉施設利用の際、小銭やアメニティなどの持ち物に悩んだり、見ず知らずの施設利用に不安を覚えるかもしれません。

そこで、管理人が訪問した時のレビュー・感想と、
施設を快適に利用するためのプチ情報をまとめました。
施設の雰囲気やどういうサービスを利用できるか、あらかじめ知っておくと安心ですね。

施設を訪れる前の情報収集としてお役立ていただき、
非日常の温泉体験を楽しんでもらえるとうれしいです。

なお最新情報は、公式ホームページや電話にてご確認ください。

ぬかびら温泉郷の先、タウシュベツ川橋梁にほど近い、一軒湯治宿。
一つある女性専用内風呂除き、全て混浴。混浴初心者にはハードルが高い。
「ナトリウム－塩化物・炭酸水素塩温泉」の源泉かけ流しのお湯で、炭酸カルシウムの析出物が見事。

ぬかびら温泉郷の先、タウシュベツ川橋梁にほど近い場所にある温泉旅館（湯治用）です。
ぬかびら温泉郷から三国峠に向かう国道273号に現れる標識を左折し、林道を進んだ終点にポツンとある一軒宿。まさに秘湯の宿です。
お盆期間の日曜日、昼過ぎに伺いましたが、宿の前の10台ほど停められる駐車スペースはいっぱい。
老朽化が進み外観は古く躊躇するレベルですが、大人気です。ちなみに4Gの電波、入りません。
館内は掃除が行き届いており、清潔に保たれています。
廊下には昔の温泉分析書が掲示されていました。歴史を感じさせます。
　　

こちらは女性専用内風呂1つを除き、内湯も露天も混浴です。しかもバスタオル巻き・水着NGと、混浴上級者向け。
今回は混浴NGの知人と一緒だったため、「女湯」の先にある女性専用内風呂に入りました。

広さ6畳ほど。カラン・シャワーはなく、洗面器と風呂椅子のみです。アメニティは石鹸一つ。
浴槽は炭酸カルシウムと思しき白い析出物がビッシリ。
浴槽の縁（へり）・底や段差（腰掛け部分）は天然の大理石、側壁はトゲトゲイボイボ。
縁の切れ目からお湯がかけ流されており、床は白い千枚田のようになっています。
お湯はほぼ無色透明で微しょっぱく、白い湯の花と泡付き有り、湯口は炭酸臭とわずかに硫黄臭がしました。
湯温は41℃と適温に調整されており、窓から入ってくる風も気持ちよく、休憩をはさみながら湯浴みを楽しみました。

泉質（女湯：ナトリューム泉）は「ナトリウム－塩化物・炭酸水素塩温泉」（令和4年）。
泉質名に出てこない成分としては、メタけい酸が134mg、メタほう酸が153mg、遊離二酸化炭素が235mgと多く含まれていました。
…硫黄の成分は微量で、硫黄臭の理由はわかりませんでした。

混浴の方にはこの他、「カルシューム泉」と「鉄鉱泉」があります。浴槽ごとに湯温が違います。

ぬるめの「鉄鉱泉」、気持ちいいんですよね。。
泉質はいずれも「ナトリウム－塩化物・炭酸水素塩温泉」（令和4年）でした。

着替え後、混浴内湯を見てみようと一瞬扉を開けたところ、一斉に男性からの視線を浴びてしまいました。
以前、日帰り混浴した際は、むしろ見ないように気を遣っていただき申し訳ないくらいだったのですが…今は混浴上級者でも少し入りづらいかもしれません。
男性、いいなぁ。