瀬見温泉共同浴場「せみの湯」

施設名	瀬見温泉共同浴場「せみの湯」
電話	0233-42-2123
住所	山形県最上郡最上町大堀987-15
施設分類	共同浴場・温泉銭湯
お湯の色	無色
pH	7.4
浴槽温度	43.8℃（内湯：あつ湯）、41.8℃（内湯：ぬる湯）、43.8℃（露天風呂）
泉温（源泉温度）	67.4℃
泉質（正式）	ナトリウム・カルシウム－塩化物・硫酸塩温泉（低張性中性高温泉）
泉質（掲示用）	塩化物泉, 硫酸塩泉
設備	露天風呂, かけ流し
推しポイント	源泉かけ流し、ふかし湯、早朝営業、深夜営業

瀬見温泉共同浴場「せみの湯」　レビュー【2025年10月訪問】

入浴料金はキャッシュレス決済（電子マネー、QR決済等）できる？
靴箱ロッカーや脱衣ロッカー、ドライヤー利用に小銭は必要？
水飲み場はある？
アメニティはある？
湯上がり後にビールが飲みたい、食事はできる？

温泉施設利用の際、小銭やアメニティなどの持ち物に悩んだり、見ず知らずの施設利用に不安を覚えるかもしれません。

そこで、管理人が訪問した時のレビュー・感想と、
施設を快適に利用するためのプチ情報をまとめました。
施設の雰囲気やどういうサービスを利用できるか、あらかじめ知っておくと安心ですね。

施設を訪れる前の情報収集としてお役立ていただき、
非日常の温泉体験を楽しんでもらえるとうれしいです。

なお最新情報は、公式ホームページや電話にてご確認ください。

山形県最上町の温泉郷「瀬見温泉」にある共同浴場です。瀬見温泉旅館組合の公式HPはコチラ。
源頼朝の追手を逃れて平泉をめざしていた義経・弁慶の伝説が語り継がれている温泉です。
3連休中の午前中に訪問したのですが、AM9～12時の清掃時間で入れなかったので、時間を潰しながら待ちました。

川沿いには「薬研の湯」が。岩で囲まれていて野湯っぽい雰囲気がありましたが、下流でも57℃ありました。入るのは無理ですね。
　　

玄関前には温泉卵が作れる源泉場と足湯があります。
源泉場のお湯は66℃。温泉卵は1時間くらいつけておくと出来上がるそうです。
　

源泉場の裏側に足湯。加水されていますが、それでも熱そうでした。

入浴料に100円玉が5枚必要とのことで、酒屋さんで飲み物を買いつつ両替していただきました。ありがとうございました。
なお脱衣所前にある貴重品ロッカーを利用する際は、さらに100円必要です。
事前に用意しておきましょう。
　　

さて12時になったので、いよいよ入館。新しくてとてもきれいな施設です。
100円玉を脱衣所前のコイン投入口に5枚入れると、自動ドアが開きます。ハイテクです。
ただ、もし忘れ物をしても取りには戻れません。もう100円玉5枚必要になります。
脱衣所には棚と脱衣カゴだけですので、貴重品は脱衣所前のロッカーにしまったか、忘れ物はないかをよく確認してからコインを投入しましょう。
　

さて脱衣所からの動線は2つ。
■浴室：【内湯】あつ湯（43.8℃）、ぬる湯（41.8℃）、カラン・シャワー4つ　【露天】露天風呂（43.8℃）
■ふかし湯（寝ころんで蒸気を当てる）：定員5人

浴室は各浴槽ともこじんまり。内湯の2つの浴槽は各3～4人、露天は2人ほど。
清掃直後とのことで、あつ湯だけ満水、ぬる湯と露天風呂は半身浴状態でした。また普段よりぬるめだったかもしれません。
お湯は無色透明・無味でわずかに硫黄の香りがしました。
内湯と露天の源泉は違うそうですが、概ね泉質は「ナトリウム・カルシウム－塩化物・硫酸塩温泉」。
さっぱりした良いお湯でした。

ふかし湯は「浴衣などを着衣の上で、蒸気穴から出てくる湯気を患部に当てる」と解説されていました。
木枕をずらすと蒸気穴があり、熱い蒸気が出ていました。
浴衣やバスタオル等を持参していなかったので体験しませんでしたが、次回は是非チャレンジしたいですね。

到着時は誰もいなかった隣の専用駐車場（5～6台）は、帰る頃には満車になっていました。人気です。

お湯はシンプルですが、施設設備はクセ強です。
100円玉を5～6枚、浴衣やバスタオル、卵など念入りに準備し、訪問することをおすすめします。
浴室でご一緒させていただいた地元の方は、とても気さくで素敵な方でした。